2008年度(第16回)コスモス国際賞授賞式
授賞式の様子
2008年(第16回)花の万博記念「コスモス国際賞」の授賞式を、11月4日、大阪市中央区のいずみホールで挙行した。
国内外の賓客および招待者420名の参列のもと、午後3時、厳かなパイプオルガンの音色とともに式は始まり、賞委員長、選考専門委員長、主催者が登壇、紹介が行われた。
来賓としてグェン・フー・ビン駐日ベトナム大使、野村哲郎農林水産大臣政務官(農林水産大臣代理)、 松田紀子国土交通省大臣官房審議官(国土交通大臣代理)、小河保之大阪府副知事(大阪府知事代理)、森下曉大阪市副市長(大阪市長代理)が登壇、紹介された。
その後、牧野徹協会理事長が開会を宣言し、今井敬協会会長が主催者挨拶を行った。続いて、有馬朗人賞委員長より授賞理由と受賞者の紹介があり、万雷の拍手に包まれて2008年コスモス国際賞の受賞者ファン・グェン・ホン博士が登壇した。その後、有馬賞委員長がファン・グェン・ホン博士が受賞者として選考、決定されるに至った審議経過を説明した。
次に今井会長、野村明雄協会副会長よりファン・グェン・ホン博士に賞状、副賞、賞牌が贈呈された。
引き続き、来賓として野村農林水産大臣政務官が麻生太郎内閣総理大臣祝辞を代読、グェン・フー・ビン駐日ベトナム大使が祝辞を述べた。
最後に、ファン・グェン・ホン博士が受賞者挨拶を行い、再び会場は万雷の拍手に包まれた。
これで式の第一部を終え、その後第二部の祝典催事では、映像による受賞者の紹介の後、ピアノとアンサンブルの演奏があり、厳粛な雰囲気のなかに授賞式を終了した。
2008年(第16回)コスモス国際賞受賞記念講演
11月2日、京都市左京区の京都大学で、また11月5日、東京都千代田区の都立日比谷高校で、さらに11月7日、東京都世田谷区の東京農業大学で、ファン博士の受賞記念講演と対談(京都)、シンポジウム(東京)等が開催された。
また、日比谷高校では「ベトナムにおける気候変動と海面上昇問題への挑戦~適応力を持った再生マングローブの役割~」をテーマに講演、熱心に事前学習をしてきた生徒たちとの間で活発な質疑応答が行われた。
「受賞記念講演会」 京都 参加者120名
「受賞記念講演会(京都)」の様子
【テーマ】 | 「ベトナムにおけるマングローブと沿岸部住民~調和への長く険しい道のり~」 |
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【プレゼンター】 | 松下和夫(京都大学大学院地球環境学堂教授) |
【対談】 | 湯本貴和(総合地球環境学研究所研究部教授) |
【会場】 | 京都大学 芝蘭会館 |
【後援】 | 農林水産省、国土交通省、文部科学省、環境省、ベトナム大使館 日本熱帯生態学会、日本マングローブ協会、国際マングローブ生態系協会 |
「受賞記念講演会」「受賞記念シンポジウム」 東京 参加者200名
「受賞記念講演会、シンポジウム(東京)」の様子
【シンポジウムテーマ】 | 『ファン博士の世界』 |
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【コーディネーター】 | 岩槻邦男(兵庫県立人と自然の博物館館長) |
【パネリスト】 | 向後元彦(砂漠に緑を・代表、マングローブ植林行動計画代表) 中西友子(東京大学大学院農学生命科学研究科教授) 中村武久(東京農業大学名誉教授) 馬場繁幸(琉球大学教授、国際マングローブ生態系協会理事長) |
【会場】 | 東京農業大学 世田谷キャンパス メディアホール |
【特別協力】 | 東京農業大学 |
【後援】 | 農林水産省、国土交通省、文部科学省、環境省、ベトナム大使館 日本熱帯生態学会、日本マングローブ協会、国際マングローブ生態系協会 |
「高校派遣講演会 東京都立日比谷高等学校」 参加者400名
「高校派遣講演会 東京都立日比谷高等学校」の様子
【テーマ】 | 「ベトナムにおける気候変動と海面上昇問題への挑戦」 ~適応力を持った再生マングローブの役割~ |
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【会場】 | 東京都立日比谷高等学校 星陵会館 |