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花博自然環境助成事業

平成21年度助成事業採択団体一覧

調査研究開発

事業名 団体名 団体所在地 事業の概要
「ゆり」と食をテーマに自然と共生した暮らしから限界集落を考える調査研究事業 中津川むらづくり協議会 山形県 むらづくり協議会に組織した検討委員会でひめさゆりと山ゆりの自生状況を調査し、山形大学、置賜農業高等学校飯豊分校、フォレストいいで、アル・ケッチャーノ等との連携が図られ、食材としての魅力とともに、栽培のノウハウを研究するに至り、今後は町と協同し地域の産業に発展させる方向を見出した。
仙台市の植物相調査事業 (財)仙台市公園緑地協会 宮城県 仙台市に野生する維管束植物の標本を収集し、これと東北大学植物園記念館(TUS)所蔵の標本に基づいた目録を作成して植物相を明らかにした。これによって、仙台市野草園に三位一体で植物の学習ができる場を調えることができた。
越前町立福井総合植物園植物標本整理事業 (財)越前町朝日公共施設管理公社 福井県 越前町立福井総合植物園所蔵植物標本を植物多様性研究の基礎資料として整備することを目的として、標本の整理を行った。さらに、植物分類学の専門家に標本同定の指導を仰ぎ、公開講演会・展示会を開催し、植物標本の利活用について啓蒙普及を図った。
草木とともに生きる~山里の聞き書き~ (特活)山里文化研究所 岐阜県 人が自然をどのように利用して生きてきたのか、その知恵や技の背後にある「自然とともに生きる姿勢・心」を「聞き書き」の形で記録し、書籍にして次世代に伝える。それにより、自然を保全しながら持続可能に利用することの意義を見直していく。
淀川水系における水生・湿生植物の分布調査 (特活)大阪自然史センター 大阪府 近畿地方の主要水系である淀川水系は、外来生物の侵入や開発により、著しく環境が変化している。本事業では、水生・湿生植物に注目し、市民と共に現地踏査と標本資料の調査を実施し、分布状況と変遷を明らかにする。
花と緑に関連する生きがい有無別に見た高齢者の生存維持追跡研究 首都大学東京・都市システム専攻・花と緑の生存意義研究会 東京都 都市在宅高齢者1.3万人を対象として、郵送配布回収による自記式質問紙調査を実施し、2004年から3年後の生存と死亡日を追跡した。花と緑に関する生きがいがある群では、ない群に比べて3年間の累積生存率が維持されていることを明確にした。
調査研究開発 合計 6件

活動・行催事

事業名 団体名 団体所在地 事業の概要
重信川汽水域の環境特性理解とヨシ原の再生・保全活動 伊予農希少植物群保全プロジェクトチーム 愛媛県 2008年、国土交通省の重信川自然再生事業のワーキング部会に参画したのを機に、農業高校の持つ専門教育を駆使して、ヨシの植栽や生育調査等を担当し、児童・生徒に汽水域の環境特性を理解させ、さらに海岸整備や啓発・普及活動を展開した。
竹林の健康診断 (特活)緑と水の連絡会議 島根県 里山の重要な景観要素である竹林の荒廃、特に近年拡大した竹のテングス病の現状を把握するための「竹林の健康診断」プログラムを全国展開する。その成果をPRし、竹林の活用・管理にむけて社会的注目を集める。
「第9回世界自然・野生生物映像祭」の併催イベント「花と緑の3D」 (特活)地球映像ネットワーク 東京都 富山県を中心とした北陸の「花と緑」を中心にスチールカメラで3D撮影を行い、18年の歴史を持ち、世界からも注目されるアジア最大の野生生物映像祭「世界自然・野生生物映像祭」の併催特別プログラムとして上演した。
ランドスケープデザイン学生設計競技2009 (社)ランドスケープコンサルタンツ協会関西支部 大阪府 本設計競技は、造園や建築を学ぶ学生に対して、都市の緑やオープンスペースに対する計画提案の場を提供し、次代を担う学生の斬新な発想によって緑と潤い溢れる街づくりのための提案が行われることにより、当分野の今後の発展に寄与するとともに学生と社会との交流の場のひとつとなることを目的としています。
グリーンカーテン「みんなの和泉5℃さげろ」 (社)和泉青年会議所 大阪府 ゴーヤやアサガオを使用しての「グリーンカーテン」を和泉市内の全小学校に設置することで高いPR効果が得られ、近隣の市町村にも波及できると考えます。それぞれのカーテンの成長の様子を青年会議所のホームページで紹介することで、同じ和泉市内の他校の様子をインターネット上から見てもらうといった楽しみ方も可能です。グリーンカーテンには地球温暖化防止・電気代の節約・食育など様々な効果があり、小学生に取り組んでもらうことで、未来につなげていきたいと考えます
「自然生態園」における維持管理手法及び生物・環境モニタリング調査結果とりまとめと環境教育活動等の実践 貝塚市立自然遊学館「わくわくクラブ」 大阪府 「自然生態園」の維持管理と生きもの調査を兼ねた観察会を実施。他地域のフィールドにも出かけ、比較調査を行う。また、過去10年の経験・調査データ等に基づく情報をとりまとめたリーフレットを作成する。
焼畑公園づくり 焼畑による山おこしの会 高知県 焼畑跡地に植樹したトチノキ等の下草刈りと自生ヤマアジサイの保護とともに、ヤマモモ、中国ミツマタ、クリ、クヌギ、コナラを新たに植樹することで、多様な山の恵みが期待できる、野趣あふれる公園づくりに着手した。
亀岡市植生調査 亀岡植物誌研究会 京都府 平成21年4月から11月までの毎月、第2・4日曜日に植生調査を実施して、標本とリストを作成。この成果を、亀岡の地質、淡水魚、シダ、菌類その他の論考とともに平成22年3月『亀岡の自然』第6号に収録・発刊した。
希少になったササユリ保護、増殖事業 深野ササユリ保存会 奈良県 私たちの活動の原点は過疎化する地域に活気を取り戻すため「都市との交流」を大きな目的としています。最近来訪者も増えたので、ササユリの紹介も兼ねて「深野散策マップ」を作成しました。都市部とのネットワークも広がり、地元会員が地道に行っていた草刈や雑木除去、データ収集等に対しても、都市会員の方々から、作業協力を申し出てくださるようになりました。
三田花と緑のネットワーク10周年事業「花と緑が豊かな心とまちを育む」まちなみ交流会 三田花と緑のネットワーク 兵庫県 身近な庭づくりから始まったオープンガーデン。花と緑あふれる景観の美しいまちづくりの取り組みが10年を迎え、オープンガーデンが地域の新たな個性・財産であることを全国へ向けて発信する事業としてフォーラムを開催した。
稚内市“最北の桜”桜守事業(コブ病等の撃退事業) 稚内市歴史・まち研究会 北海道 稚内市の主だった公園の桜にはコブ病が発生しているため、市外から樹木の専門医を招き、実務を学ぶ。その経過をホームページ等で公表し、コブ病対策の研究に全国的に役立たせるものとする。また、桜をキーワードとして地域の活性化をはかる。
ふるさとの森を守れ!松毛川子どもグリーンクラブの結成 (特活)グラウンドワーク三島 静岡県 静岡県三島市の南端に位置する松毛川は、貴重な水辺自然環境が残り、多くの動植物が生息していますが、現在、周辺にはゴミの放置や、釣り人による鳥類被害、河畔林の倒木や枯死、水質の悪化が進んでいます。そこで、「松毛川子どもグリーンクラブ」を結成し、地元住民との共同作業による松毛川河畔林の再生保全活動に取り組みました。
菜の花プロジェクト「聾学校の子供たちと共に!」 熊本グリーンヘルパーの会 熊本県 菜の花プロジェクトは、春5月のナタネの収穫からスタートし、夏、その後作としてさつまいもを植える。秋にはさつまいもを掘り、春に搾ったナタネ油でイモ天に揚げ、収穫祭を行う。また、ナタネを植えつけ、冬の活動に入り、菜の花いっぱいの早春3月を迎えてプロジェクトの1年を締めくくる。
活動・行催事 合計 13件
総合計 19件