花博自然環境助成事業
平成28年度助成事業採択団体一覧
調査研究開発
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事業名 |
団体名 |
団体所在地 |
事業の概要 |
富士山の保護上重要な野生植物の生態と分布調査(2年度目) |
富士山自然誌研究会 |
静岡県 |
富士山麓に自生する稀少・貴重種の野生植物の文献・資料・現地調査をとおして、生育の現状、生育環境、分布状況等の基礎資料を整備し、富士山の稀少・貴重な野生植物の将来にわたる保護・保全指針を作成する。 |
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大台ケ原におけるヒノキ自然林の生態学的特性の解明 |
奈良自然環境研究会 |
奈良県 |
大台ケ原の準平原にはヒノキ自然林が分布し、その組成、構造、立地特性、変還等を明らかにするため、平成21年より調査を実施している。平成28年度はヒノキ林とブナ林との組成の違い、立地特性の違いを解明するために土壌分析を実施する。 |
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亀岡ツバメ調査2016 |
亀岡みらいパース |
京都府 |
亀岡市内に営巣されたツバメの巣やねぐらの位置の情報提供を、市民に呼びかける。得られたデータは地図にまとめ、配布物を作成し、地域の自然の状況を知る材料として活用する。 |
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草原環境の保全のための野生動植物のモニタリング調査 |
NPO法人生物多様性研究所あーすわーむ |
長野県 |
亀岡市内に営巣されたツバメの巣やねぐらの位置の情報提供を、市民に呼びかける。得られたデータは地図にまとめ、配布物を作成し、地域の自然の状況を知る材料として活用する。 |
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絶滅状態にある海浜植物の保護増殖と砂浜回復活動 |
特定非営利活動法人サンクチュアリエヌピーオー |
静岡県 |
海岸の砂浜で繁殖する海浜植物は、厳しい環境で生育しているが、荒廃した環境下では厳しさが増す。現在、全ての海浜植物は絶滅状態にあることから、保護増殖のために活着率を高める砂浜回復活動を行う。 |
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東日本大震災被災後5年目の東北地方社叢調査 |
特定非営利活動法人社叢学会 |
京都府 |
社叢学会が「東日本大震災復興支援事業」として取り組んだ被災地社叢の実態調査をフォローアップし、社叢の変貌状況等を明らかにしてその将来像を探り、地域の復興に役立てる。 |
調査研究開発 合計 |
6件 |
活動・行催事
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事業名 |
団体名 |
団体所在地 |
事業の概要 |
境川・清住緑地 大湧水公園エコロジーアップ事業 |
特定非営利活動法人グラウンドワーク三島 |
静岡県 |
境川・清住緑地を、静岡県東部地域の大湧水公園・環境教育園とすべく、地域協働によるワークショップやワンデイチャレンジ、自然観察会を開催し、当時の「エコロジーアップ(生態系の強化)」を図る。 |
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第17回国際土壌動物学会 |
日本土壌動物学会 |
茨城県 |
土壌に生息する動物はミミズを始めとして土壌に適応しており、土壌動物学という分野で研究が行われており、4年に一度開催されている土壌動物学の国際会議を、平成28年8月に東アジアで初めて日本で開催する。 |
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日中韓国際ランドスケープ専門家会議国際シンポジウム |
公益社団法人日本造園学会 |
東京都 |
日本・中国・韓国の3カ国が共同主催し、造園・ランドスケープの専門家が集う国際専門家会議の企画の1つとして国際シンポジウムを開催する。一般公開し、広く市民の参加が可能である。 |
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小児科となりのセラピーガーデン |
春江大好きプロジェクト |
福井県 |
小児科外来では心の病を抱える患者やゲームに子守をさせる様な家族が多くなってきた。患者と家族が小児科医院併設のセラピーガーデンで緑や花に触れることにより、病気の治癒力を高め落ち着いた子育てができるようになる。 |
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海藻押し葉展覧会in札幌 |
NPO法人利尻ふる里・島づくりセンター |
北海道 |
利用価値のない雑海藻をアートとして活用した、『海藻押し葉』と押し花を融合させた作品のコンクールを平成27年9月に開催した。その中で入賞した作品の展覧会を札幌で開催し、その場でしおりやはがきの作成を体験できるワークショップを展開する。 |
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里山に甦った山野草を皆なで育成・保護し後世に遺そう |
あわらの自然を愛する会 |
福井県 |
集落から僅か数百メートル、徒歩で凡そ10分足らずの距離に在る、今では貴重な存在となっている残された里山、薪炭や飼料を得る為、密接な関係があり比較的自然環境が保たれている里山、僅かに残されたササユリ・ノアザミ・シュウラン・オミナエシ・キキョウ等の保護育成管理と増殖を行い、後世の人達に里山の風景を遺したい。 |
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花・緑と音楽で結ぶ日韓国際交流 |
特定非営利活動法人オープンガーデンサンフラワー宮崎 |
宮崎県 |
国際親善を深める事業として、3部構成とし、①実績報告、記念事業、②花と自然をテーマとするコンサート、③ガーデンツアーの中で一層の絆を強化する。 |
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元学校林を中心としたこども森遊び活動と森の整備事業 |
NPO法人グリーンウッド自然体験教育センター |
長野県 |
泰阜村にある元学校林を活用し、幼児と地元のこども対象の森遊び活動を実施。遊び場として活用しながら、こどもたちと植林活動の実施と、拠点施設を森と触れ合うのが楽しくなるように整備を行う。 |
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かめおか里山里道のトレイルの活用―植物回廊図鑑― |
かめおか里道里山探検倶楽部 |
京都府 |
平成の道普請として、荒れた道を私たち学生メンバーが開削中であり、近々ロングトレイルとして亀岡に誕生する。このトレイルを、植物回廊図鑑というコンセプトを打ち立て、現場で植物の種名や生態を学ぶ場として里道を蘇らせる。 |
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伊吹の薬草復活プロジェクト |
伊吹くらしのやくそう倶楽部 |
滋賀県 |
千年以上の歴史ある伊吹山の薬草は現在も全国的に大きなブランドとなっているが、地元では忘れられた存在となっている。これを復活させ、薬草栽培を地域のビジネスとして再構築していく。 |
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きのこを通して福島の森を学ぶ親と子の環境学習事業 |
公益財団法人福島県都市公園・緑化協会 |
福島県 |
様々なきのこが見られる逢瀬公園(福島県郡山市)において、きのこの観察を通して親子で福島の森(みどり)を学ぶことのできる展示パネル等を整備するとともに、関連する教室やイベントを開催する。 |
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四万十川流域に自生する希少植物・飛来するツルの保護 |
四万十川自然再生協議会 |
高知県 |
四万十川流域に自生するマイヅルテンナンショウの他、希少植物の保護および毎年飛来するナベヅル・マナヅルの保護とその環境整備。また、文化庁指定の四万十川流域の「重要文化的景観」の保全。 |
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ビオトープ造成地への植栽事業 |
久保川イーハトーブ自然再生協議会 |
岩手県 |
岩手県一関市を流れる久保川上中流域の里地里山における耕作放棄地に溜池を造成し、その周辺にノハナショウブなどの在来種を植栽すると共に、外来種を抜き取り植生の多様性を保全する。 |
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自然の恵みを体感する森林教室 |
特定非営利活動法人吉里吉里国 |
岩手県 |
岩手県大槌町吉里吉里地区において、持続できる街の再生と長期間にわたり放置されてきた里山人工林の環境回復・保全を目的とし、当地域における次世代への伝統文化の継承と次世代の林業の担い手となる子ども達に「自然の恵みを授かる術を身につける」ための森林教室を開催している。 |
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百花の王、日本のキク作り、理論と技術を身につける |
希望の開拓菊サロン |
大阪府 |
サクラとともに日本を代表する花:キクには、サクラと同様に人びとに「癒し」を与える効用がある。このため、キクを育て、展示することにより、地域の人々に「うるおいとやすらぎ」を与えるとともに、地域コミュニティ活性化のツールとしても役立てていきたい。 |
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リハビリテーションの花園づくり |
特定非営利活動法人居宅支援システム実践 |
三重県 |
老人ホームの隣接地に3661.38㎡の原野がある。この地を里山に育成する花木を中心に植栽し、要介護者のリハビリに活用できる場に改造する。そのうち今回はビオトープを造り、水と緑と花による癒しの空間を造る。 |
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白神山地に地球温暖化防止の為に木を植えるプログラム |
NPO法人白神自然学校一ツ森校 |
青森県 |
世界自然遺産白神山地は、環日本海を代表する特異な自然環境が生んだ広葉樹の森です。その森で起きている地球温暖化問題の現状と、その森を守る人々の植林活動を学ぶ事業。 |
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住民自ら参画する協働のまちづくり |
特定非営利活動法人花と緑あふれる日本のまちづくり協会 |
大阪府 |
住民の合意形成を図り、住民自らが地域づくりに係る「参画と協働」のまちづくりを目的とした人材育成、技術支援(剪定枝葉を活用した堆肥・培養土づくり、古土再生:花育など)、場づくり、普及啓発事業などを実施。 |
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日本さくらそう見楽会 |
特定非営利活動法人つくばアーバンガーデニング |
茨城県 |
江戸時代より伝わる園芸植物の「さくらそう」の種の保存活動を手伝うことになったのをきっかけに、「日本さくらそう」の美しさと育てる楽しみをより多くの市民に伝えるために、愛好家に見ごろの花鉢を借りて展示すると共に、公園内に「さくらそう地植え花壇」をつくる。 |
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首里城公園に椿を植樹する取り組み |
沖縄椿協会 |
沖縄県 |
琉球王朝のころから沖縄を代表する花木の一つとして愛顧の対象であった椿を、琉球・沖縄の象徴である「首里城公園」に首里の人達が協力して植樹し育成する取り組みを進める。 |
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種から花作りをし、入所、通所のおとしよりとご家族の心を癒す |
ふれあいガーデニングボランティアクラブ |
大阪府 |
花作りメンバーもストレス解消になっています。街の通行人からも「きれいですね」とお声をかけていただけ励みになっています。出来た苗で年中センターでは花を切らさず余った苗は、他の介護施設にも配布しガーデン作りに利用して頂く。 |
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かのこ里山村・竹活プロジェクト |
かのこ里山村 |
兵庫県 |
当会は星の杜こども園(社会福祉法人愛心会)の緑地をお借りして活動している。自然地形が約8000㎡、法面が約1000㎡である。敷地内には竹林が多いため、竹林の適正管理と伐採した竹材の活用(竹活)を促進する事業を行う。 |
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昆虫調査隊 |
一般社団法人エコロジー・カフェ |
東京都 |
岡山県内の小学生3年生から6年生までを対象とし、岡山理科大学、おもちゃ王国の協力の下、世界最小のハッチョウトンボや、岡山県下で初めて発見されたベニイトトンボ、その他の昆虫、植物の観察と調査を行い、報告会にて調査結果の発表を行ってもらう。 |
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公園を学びの場とした学習プログラム開発と実施 |
滋賀県立琵琶湖博物館はしかけグループびわたん |
滋賀県 |
公園での活動を通じて、日常の生活の中で自然との関わりや文化への意識を高められるような体験学習の機会を提供することを目指す。目的を持った公園利用を通じて、人と自然とのつながりを深めていける活動を行う。 |
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里山の自然を学ぼう~角間の里山自然体験 |
公益財団法人金沢子ども科学財団 |
石川県 |
金沢市内の里山「角間の里」にて、小学3年生から中学生までの児童生徒に対して、季節ごとの自然観察や、タケノコ堀りや昆虫採集といった体験活動を行う。 |
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花やいけばなを活用した介護予防、心のケア、地域交流 |
NPO法人フラワー・サイコロジー協会 |
京都府 |
花やいけばなを介護予防や心のケアに活用する方法を地域の交流スペース等で説明、体験を行う。花やいけばなを通して、高齢者施設と地域住民、地域の子どもたちが交流する機会をつくる。これらの情報発信を行う。 |
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市民による「蝶が舞う花と緑のまちづくり」事業 |
狭山池さくら満開委員会 |
大阪府 |
本事業は、日本最古のダム形式のため池として1400年の歴史ある狭山池を拠点として、市民などが主体となり、蝶の生息環境を整備し維持しているバタフライガーデンの取り組みを、地域に広く普及させることで、蝶をシンボルとして花と緑のまちづくりを実施するものである。 |
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琵琶湖のヨシと、コケを使った子供 環境保全体験学習 |
特定非営利活動法人モスグリーンEco |
滋賀県 |
地元の小学生に里村の荒廃農地を活用して、コケを栽培する課外学習を体験することと、自宅にコケ持ち帰りプラスチック容器で栽培する実験。又荒廃農地で栽培育成したコケを、琵琶湖のヨシを編んでパネル化した表に貼り付けるコケパネルを製作し、建物の緑化に活用することで温暖化抑制に貢献出来る環境教育をすすめる事業。 |
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岡本南(桜守)公園のサクラの保全対策立案 |
特定非営利活動法人樹木研究会こうべ |
兵庫県 |
「桜博士」と呼ばれた笹部新太郎邸宅跡地に整備された岡本南公園のサクラについて、保全計画立案及び後継樹育成を行うとともに、行政・地元サクラ愛護団体と共に案内板設置及び「サクラ」にまつわる特別展を開催する。 |
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花・緑のまち事業 |
公益財団法人鹿児島県地域振興公社 |
鹿児島県 |
「花かごしま2011」の後継イベントとして、県立北薩広域公園で「花かごしまオータムフェスティバル2016」の開催と、鹿児島県北薩地域の花壇ボランティア団体と地元農業高校との協働による「花育活動」の実施。 |
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休耕地の活用・再生を目指す混植農法研究活動 |
生駒高山クラインガルテン村 |
奈良県 |
休耕地の借受け、自然農法に近い“混稙農法”による菜園づくりを実践。そこでの収穫物の新たな食材利用法を開発すると共に、参加者に、農業体験・食を通した「自然と人間との共生」につながる「学びの場」を提供し、これら活動成果の情報発信を行う。 |
活動・行催事 合計 |
31件 |